C言語で繰り返し処理(反復処理)を実現するために for文 や while文 と同じように使用されるのが do while 文です
今回は、do while文の使い方をサンプルソース付きで説明します
目次
do whileの構文
do 文 while ( 式 ) ;
※最後にセミコロン(;)が必要です
do whileの説明
文
繰り返したい処理を記述する場所
文の途中で式に進む場合は、continue文 を使用する
文の途中で繰り返しを終了したい場合は、break文 を使用する
式
式には文(繰り返し処理)を実行する条件式を記述する
条件式が真の場合(成り立つ場合)に文(繰り返し処理)が実行される
do文 制御式の評価は,ループ本体の各実行の後に行う。
JISX3010 プログラム言語C
do whileの使い方サンプル
実行結果が同じになるように do while文の記述を変えた簡単なサンプルを紹介します
式の記述あり
ごくごく一般的な do while文 の使い方のサンプル
#include <stdio.h>
int main(int argc, char *argv[]) {
int i = 0;
do {
printf("Loop i=%d\n",i);
i++;
} while(i < 5);
}
式が固定値(無限ループ)
繰り返しの終了条件が複数存在する場合等に使用される使い方のサンプル
#include <stdio.h>
int main(int argc, char *argv[]) {
int i = 0;
do {
printf("Loop i=%d\n",i);
if(i++ >= 4) {
break;
}
} while(1);
}
do while文のまとめ
do while文の最後にはセミコロン(;)が必要
式の前に文が実行される(while文の場合とは逆になっている)
式には繰り返し処理を実行するための条件を記述する
式に 0(ゼロ)以外の数値を記述することで無限ループを作ることもできる
最初に文が実行されるので、文を1回は実行したい場合に利用する
do while文でなければ実現できないものは無いので
繰り返し処理を実現する場合のほとんどは、for文 か while文 を使います