こんにちは、もがちゃんです。
最近、AI(人工知能)とか話題になってますね、そこで利用されることが多いプログラミング言語のPythonの入門記事になります。
今回は、プログラミング言語Pythonについての簡単な説明と、プログラミング言語を学習する際によく出てくる、「Hello World」を出力するソースをPythonで記述したいと思います。
目次
Pythonについて
Python(パイソン)は、読みやすく、効率もよいコードをなるべく簡単に書けるようにするという哲学で作成された、C言語などとは違い、実行するためにソースコードのコンパイルが必要が無い、1991年に登場したプログラミング言語です。
プログラミング言語実態調査2019では、C/C++言語に次ぐ2位と利用されているプログラミング言語です。
現在、Pythonには、Python 2系とPython 3系が存在しますが、Python 2系とPython 3系では互換性がありません。
※Python 2系は、2020年に廃止されていて、Python 2.7が最終リリース版になっています。
Pythonの特徴
Pythonの特徴を以下に記載します。
- オブジェクト指向プログラミング言語
- 動的な型付け(変数宣言時に型の指定がない)
- ガベージコレクション
- 専門的なライブラリが豊富にある
読みやすく、効率もよいコードをなるべく簡単に書けるようにするという哲学と専門的なライブラリが豊富にあるという部分で、いま流行りのAIや機械学習などで良く使用されているんでしょうね。
Python 2系
Python 2.0が、2000年10月に公開されて、最終バージョンとなるPython 2.7は、2010年7月に公開され、サポート期限が2020年1月で終了しています。
Python 3系
Python 3.0が、2008年12月に公開されて、現在の最新バージョンは、Python 3.8は、2019年10月に公開されています。
Python 3.0は、以下の変更が行われていることもありPython 2.0との互換性がありません。
Python 3.0で行われた主な変更点
- print命令をprint関数へ変更
- 一部APIの戻り値変更
- 比較の順序付けのルールの簡略化
- 整数をint型に一本化
- Unicodeを全面採用
PythonでHello World
PythonでHello Worldを表示するプログラムを書くときのポイントを以下にまとめました。
- Pythonプログラムファイルの拡張子はpy
- 1行のコメント文の記述は、#を先頭に記述する
- 複数行のコメント文を記述する場合は、”””(ダブルクォーテーション3つ)もしくは”’(シングルクォーテーション3つ)で括る
- 画面に文字を出力するには、printを使用する
- 文字列は、”(ダブルクォーテーション)または、’(シングルクォーテーション)で括る
サンプルのソースは、Python 3系で動作するソースです。
'''
Pythonで
Hello Worldを表示する
サンプルプログラム
'''
"""
Python入門
サンプルプログラム:Hello World
"""
# Python HelloWorld.py
print("hello world")
print('HELLO WORLD')
Pythonのソースコードを実行する場合は、pythonコマンドにソースコードファイルを指定する事で実行できます。
下の画像では、実行する環境のpythonコマンドがpython3.8になっていたのでpython3.8と入力しています。

Pythonまとめ
Python(パイソン)は、読みやすく、効率もよいコードをなるべく簡単に書けるようにするという哲学で作成された、オブジェクト指向プログラミング言語です。
Pythonのソースコードは、コンパイルの必要がなく、pythonコマンドを使用してそのまま実行できる。
Pythonには、Python 2系とPython 3系が存在し、Python 2系のソースはそのままでは、Python 3系で動作しない。
Python 2系は最終バージョンがPython 2.7で、既にサポート期間が終了している。
- Pythonプログラムファイルの拡張子はpy
- 1行のコメント文の記述は、#を先頭に記述する
- 複数行のコメント文を記述する場合は、”””(ダブルクォーテーション3つ)もしくは”’(シングルクォーテーション3つ)で括る
- 画面に文字を出力するには、printを使用する
- 文字列は、”(ダブルクォーテーション)または、’(シングルクォーテーション)で括る
以上、Pythonについての概要説明とHello Worldのサンプルプログラム紹介でした。
この記事が、Pythonに興味を持っているあなたのお役に少しでも役立てたら幸いです。