【Python入門】WindowsにPython環境を構築する方法(続編)

こんにちは、もがちゃんです。

今回は、前回の「【Python入門】WindowsにPython環境を構築する方法」の続きで、Pythonで対話式にコードが実行できる環境を作成したいと思います。
今回インストールするのは、Jupyter Notebook(ジュピター・ノートブック)になります。

前回インストールしたMinicondaの確認

前回インストールしたMinicondaですが、インストールされているパッケージの確認とPythonのバージョン確認を行います。

インストールされているパッケージの確認は、まずAnaconda Promptを起動します。

Anaconda Prompt起動

そして以下のコマンドを実行することで確認できます。

conda list

実行した結果が以下の画像になります。

conda listの実行結果
conda listの実行結果

続いて、Pythonのバージョン確認は、以下のコマンドを実行することで確認できます。

python --version
pythonのバージョン確認結果
pythonのバージョン確認結果

Jupyter Notebookとは

Jupyter Notebook(ジュピター・ノートブック)とは、OSSのWebアプリケーションで、プログラミングコードを含むドキュメントで、このJupyter Notebookを利用すると対話形式でコードの実行とノートブック形式のドキュメント作成が行えるようです。私も今回初めて知りました。

詳しく知りたい方は、以下のJupyterプロジェクトの公式ページを参照してください。

https://jupyter.org/index.html

OSS

オープンソースソフトウェア(Open Source Software)の略です。
作成者がソースコードを無償で公開していて、利用や改変、再配布が自由に許可されているソフトウェアのことです。

Jupyter Notebookのインストール

Jupyter Notebookのインストールは、以下のコマンドを使用します。(参考:https://jupyter.org/install.html

conda install -c conda-forge notebook
インストールコマンドの入力
インストールコマンドの入力
実行確認でy入力
実行確認でy入力
doneが出力されてインストール完了
doneが出力されてインストール完了

Jupyter Notebookの起動

Jupyter Notebookを使用するには、以下のコマンドを入力することで起動することが出来ます。

jupyter notebook
jupyter notebook起動

起動するとブラウザに以下のページが表示されます。
(URLは、http://localhost:8888/treeになってます)

jupyter notebook画面
jupyter notebook画面

無事にJupyter Notebookを起動することが出来ました。

Jupyter NotebookでHello World

Jupyter Notebookを使用してHello Worldを出力してみたいと思います。

[手順1]NewメニューからPython 3を選択します。

Python 3を選ぶ
Python 3を選ぶ
新しいノートブック画面
新しいノートブック画面

[手順2]Hello Worldを出力するコードを入力します。

Hello Worldを出力するコードを入力
Hello Worldを出力するコードを入力

[手順3]コードを実行します。

Runボタンを押して実行
Runボタンを押して実行
Hello World実行結果(水色部分)

無事、Hello Worldを出力することが出来ました。

Jupyter Notebookの終了

Jupyter Notebook(サービス)を終了するには、jupyter notebookコマンドを実行しているコンソールでコントロール + Cを入力することで終了できます。

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